『はるかなつき』としての部屋

つまり、声の部屋です。
一人でやってるので、短いし。
シナリオも、あんまり…よくは考えてません。
(詩のブログの方で、シナリオにできるものを書いた場合。
それをシナリオに起こしてます)
それでもどうぞ、聞いてやってください。

いないとは思いますが、絶対に持ち帰ったりしないでください。
声に関してのプロフィールは、
こちら

言ってほしい台詞等ありましたら、拍手やBBSで、お願いします。


「大地の星は増え続けてるけど。天の星は…減り続けてるじゃない?
それって、いいことなのかな?」
「……いいことって?」
「笑わないでよ。だって、わたしはさみしいんだよ?」
「…そっか」
「うん。……でもさ。でも…きっと。大地の星が減ったとしても。
それで、天の星が増えたとしても。結局、わたしはさみしいって、思うのかも」
「………」
「どう思う?」
「俺は……君がここにいれば、それでいいよ」

「君にだって、いいところはあるよ」
「もちろん。僕にだっていいところはあるよ。それはわかってるんだ」
「でもいつも、君は、自分のこと、否定してるよ?」
「うん。でも…僕にだってきっと。いいところはあると思うんだ。
だって、人はひとりひとり、違うんだし。まったく同じ人は、いないし」
「それはわかるけど……それが?」
「だから僕にも、いいところはあるってこと。ただ、僕自身には、悪いところばっかり、見えちゃうけどね」
「たとえば?」
「たとえば? えーと…僕には、僕のいいところを見つけ出せないけど。でも、僕には君のいいところは見えてる」
「……そうなんだ?」
「うん。だから、今は…それだけでいいかなって」

「自分のこと、いらない存在だって、思ってる?」
「うん」
「何で?」
「だってさ。わたしの代わりは、そりゃもう、たくさんいるわけですよ」
「…いないよ」
「いるの!」
「……いないもん」
「いいから聞いて。あの日――わたしたちは出会ったけど。
でも君は、わたしじゃない人と出会ってた可能性だって、なくはないでしょ?」
「誰にも出会わなかった可能性だってあるよ?」
「あるね」
「………」
「あの日、君はわたしのことを好きって言ってくれたけど。
わたしがいなければ、別の人に、その言葉を綴ってたかもしれない。
で、恋の相談とか、勉強の教えあいとか。その人とやってたかもしれない」
「……」
「今日だって、わたしじゃない人と、こうやって、話してたかもしれない」
「…話してないもん」
「間があった」
「………」
「とにかくそういうこと。わたしじゃなくちゃいけない理由って、どこにもない。探しても、あるとは思えない」
「あーる! 絶対ある!」
「じゃあ、探し出してよ。で、それをわたしに教えて? 待ってるからさ」

「あのさぁー、変な話して、いいかぁ?」
「? 何だよ?」
「おまえさー、何か…溜め込んでねぇ?」
「溜め込むって…何を?」
「ストレスとか?」
「……かもな」
「何でー?」
「うーん…『バランス』ってものが、あるから…かな」
「バランスぅー?」
「ああ。俺が傷つけば。俺が悲しめば。
どこかで誰かは、笑ってたり、楽しんでたりすることが、できてるんだと思うだ」
「みんな勝手に、笑ったり楽しんだりしてると思うけどなぁ?」
「まぁな。でも、俺が何かを手にして、喜べば。その裏で、誰かはそれを手にできなくて、悲しんでる」
「……確かになぁー」
「それを思ったら、素直に喜べなくなったっていうか」
「感情を表に出せなくなったぁ?」
「だな。偽善かも、しれないけど」
「いいんじゃねぇ? おまえの代わりに、オレが感情、出してやるからぁ」
「…ああ。頼りにしてるよ」

「あれ…? これ、好きだったんだっけ?」
「ん? 何?」
「これ」
「ああ……まぁ?」
「………」
「……えへ?」
「隠してたんなら、ちゃんとしようよ」
「はーい。っていうか、何か恥ずかしい」
「好き?」
「うん。言うのとか、知られちゃうのとか」
「…あー……」
「何でかな?」
「悪いことじゃないんだけどね。ある種、勇気が必要だからじゃない?」
「勇気?」
「そう。だってさ。自分の気持ちって言うか、自分のことを、教えることになるじゃない。
自分の好みを、相手に伝えるんだから」
「そっか。頭いいねー」
「茶化さないの。とにかく、そういうことよ」
「だから、好きな人に『好き』って言うのも、恥ずかしいんだ?」
「そう。ただ好きって言うだけ、なんだけどね」

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